■ ボール一つで簡単な試合まで出来る(恐らく試合まで出来るのは他にラグビーくらい)

豊富な運動量を求められるので、競技者は豊富なスタミナを身に付けることが出来る。

ルールは単純明快。最低限、PA内にいるGK以外は手を使ってはいけない、というルールさえ知っていれば、試合に参加出来る。

世界中に広まっており、サッカーがない国は皆無。競技人口は堂々の世界一。

脛当て、ユニフォームさえあれば正式な試合に参加出来る。用具にそれほど費用はかからない。

恐らく最も得点が入りにくいスポーツであるため、1点が入った時の盛り上がりは他のスポーツの比では無い。


サッカーの欠点

技術を身に付けることが非常に難しく、よほどの身体能力がなければ短期間では、基礎技術をマスターすることさえ難しい。

ボール保持者へのタックルが許されており、一歩間違えれば非常に危険。一つのタックルで選手生命が危機にさらされるほどの怪我を負う選手もいる。

ファウルの基準が曖昧で、審判の裁量に任されている部分がある。ビデオ判定も導入されておらず、オフサイドかオンサイドかの判定も含め、誤審問題が多いスポーツである。

得点が決まりにくいため、スコアレスドローの試合も珍しくはない。そういった試合は普通よほどのファンでなければ楽しめない。そのため、なかなか得点が決まらないから楽しめない、という理由でサッカーに興味がない人を新たにファンに取り込むことは難しい一面もある。

世界に広まりすぎているため、強豪国とそうでない国との差がはっきりしている。言わば、経済学でいう南北問題のようなもの。