■ セリエAの今季前半戦ワーストイレブンの1トップにはミランのトーレスが選出
かつての名手たちの名前も
セリエAを中継している衛星放送「スカイ・イタリア」が、「災厄のイレブン」を選出した。セリエA前半戦のワーストイレブンの1トップには、アトレチコ・マドリードへの期限付き移籍で合意に達しているACミランの元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが不名誉にも選ばれた。
システムは4-3-3。GKはローマの元イタリア代表GKモルガン・デ・サンクティス。スクデットを狙う強豪の守護神としては、ミスが多すぎると酷評されている。
右サイドバック(SB)は日本代表FW本田圭佑の同僚で、失点に多く関わったミランの元イタリア代表DFダニエレ・ボネーラが選出された。前半戦のミランDF陣でも際立ってひどく、常に不安定だったと指摘。スタンドのサポーターもボネーラのボールタッチのたびに神経をとがらせたという。
センターバックは今季マンチェスター・ユナイテッドから加入したインテルのセルビア代表DFネマニャ・ビディッチ。さえないパフォーマンスからベンチを温める機会が増えている。コンビを組むのは、かつての名手。ベローナのメキシコ代表DFラファエル・マルケスは、バルセロナ時代に皇帝と称されたエレガントなリベロだったのだが、不用意なファウルが目立ち、カードコレクターと化している。
左SBはローマの元イングランド代表DFアシュリー・コール。寸評では、イタリアの首都で明らかに苦しんでいると、紹介されている。かつて世界最高のSBと呼ばれたスピードスターも、UEFAチャンピオンズリーグのバイエルン戦では対面したオランダ代表FWアリエン・ロッベンに手玉に取られてしまった。
中盤の右はウディネーゼのギリシャ代表MFパナギオティス・コネ。昨季ボローニャで活躍したが、今季は不振。ストラマッチョーニ監督の信頼を失った。中央はパルマのフランチェスコ・ローディ。左利きのレジスタも輝きのない前半戦を過ごした。左MFは、今季エスパニョールからナポリに加入したスペイン人MFダビド・ロペス。期待の新戦力はここまでサポーターの期待を裏切っている。
前線は期待を裏切った3人
3トップの右ウイングは、インテルの元アルゼンチン代表FWロドリゴ・パラシオ。今季15試合でわずか1得点。エースのゴール欠乏症はチームの11位という低迷の元凶となっている。
1トップはパラシオ同様に今季ここまで1得点のトーレス。序盤に足首をねんざして出遅れ、ミラノでのキャリアはわずか3カ月で幕を閉じることになった。寸評には「失敗補強」と、ミラン強化部は厳しく断罪されている。
左ウイングは、アタランタのアルゼンチン人FWヘルマン・デニスが選ばれた。
インテルと、ミランから合計4選手も不名誉な選出をされており、近年不振の続く両名門の低迷の度合いを如実に表している。今季プレミアから加入したコールとビディッチの両スターはいまだセリエAに適応できていない様子だ。不名誉な選出となった11人の後半戦の奮起に期待したい。
フェルナンド・トーレス
デニス パラシオ
ダビド・ロペス コネ
ローディ
アシュリー・コール ボネーラ
ヴィディッチ マルケス
デ・サンクティス
[ 2014年12月29日 - 15:30 ]
(12/29 - 19:35) ミランの金かけずに取る政策はやめたほういい
(12/29 - 19:33) ミッコリ
(12/29 - 17:19) ミラン強化部の「失敗補強」なんて毎年やん
(12/29 - 16:33) そもそも期待されてなかったんだろう
(12/29 - 16:05) マリオゴメスは?チャンス外してる数ならトーレスよりありそうだけども
(12/29 - 15:56) 書いてあるじゃん。読めや
(12/29 - 15:56) ああSkyか
(12/29 - 15:54) これどこの雑誌?デ・サンクティスがワーストとかネタかよw昨シーズンは25失点で今季もこれまで11。明らかにデ・サンクティスが加入してからローマの失点が減ってるのに
(12/29 - 15:54) ヴィディッチはそんな昔じゃないと思う。マルケスはW杯での活躍もあったからエラスもとったんでしょう
(12/29 - 15:48) トーレスコールヴィダマルケスって皆5〜6年前がピークの選手達だよね
(12/29 - 15:47) トーレスコール
(12/29 - 15:44) さすが老人ホームリーグw