■ 開幕まで１００日のEURO、テロへの懸念で一部が無観客試合に？
GOAL 3月3日(木)13時29分配信

昨秋のパリでのテロ事件で、安全面が懸念される今夏のEURO2016だが、イタリア『ANSA通信』によると、大会運営側は一部の試合を無観客とする案も検討しているという。

EURO2016はフランスで６月１０日から７月１０日まで開催される。
２００４年、２００８年、２０１２年のEUROでも仕事をしてきたゼネラルディレクターのマーティン・カレン氏は、『ANSA通信』で次のように述べている。

「一部の試合が延期されたり、キックオフが遅らされたりする可能性はある。予定されているのとは別のスタジアムでの開催になったり、無観客試合として開催することもあり得る」

「現時点で特別な脅威を示す兆しはない。だが、我々はすべてに対して準備したいと思っている」

『ANSA通信』の情報筋によると、イタリアも「ターゲットの一つになり得る」とのこと。
キャンプ地や宿泊地に国家憲兵隊治安介入部隊やフランス国家警察特別介入部隊を配備する予定という。