■ そう断言するスペイン人がいる。
ハビエル・アギーレが日本代表監督を務めていた頃、フィジカルコーチとして日本代表に帯同したフアン・イリバレンだ。
アギーレの右腕として、オサスナやエスパニョールでフィジカルコーチを務めてきた。
2014年夏、日本に渡った彼は選手を近くで見て、触れ、言葉を交わし、あらゆる種類の測定を行った。
彼はまず、日本人のフィジカル、その特性を見出そうとした。
そこでイリバレンを驚かせたのは、ふたつの数値だった。
「スピードと持久力です。ヨーロッパ人と比較すると、日本人はこの数値が非常に高かった。
爆発的なスピードを持っていながら、同時に持久力もある。
どちらかで高い数値を持つ選手は多くいますが、高いレベルでこれを併せ持つ選手は限られます。
後半など、疲労時のパフォーマンス発揮も素晴らしかった。
これらの特性は遺伝的なもので、欧米人にはないものです。分かりやすい例は長友佑都です。
スピードも持久力も一級品で、他にもこの資質を持った多くの選手がいました。
彼はフィジカル面で特に驚いた選手としてふたりの名を挙げた。
「乾貴士と武藤嘉紀です。乾はフランクフルトにまで見に行きましたが、
あの俊敏性とスピード、ドリブルのキレには驚きました。
一瞬の加速で切れ込んでシュートに持っていく、特異な才を持っています。
エイバルでの活躍でスペインでの評価も上がっていますし、今後、リーガと日本代表で
さらにステップアップできると思っています。
武藤に関しては、あれ程のフィジカルを持つ選手がJリーグではなく、大学にいたことにも驚かされました。
強さもあり、スピードもある。代表にデビューさせることを、アギーレは全く迷いませんでした。
初めてプレーを見たとき、アギーレと『これはすぐに欧州で活躍するな』と話したことを思い出します。
これからも間違いなく伸びる素材です」
一方で、ドイツ人やイングランド人など、アングロ・サクソン系の人種と比較した場合、
筋量や骨格、サイズの面で差があります。私とアギーレはその差を日本人の特性で埋めようとした。
スピードやアジリティ、持久力を生かしたサッカーです」
http://number.bunshun.jp/articles/-/825362
[ 2016年03月31日 - 12:22 ]
(04/01 - 00:36) スピードとアジリティと持久力で何とかするサッカーだからねえ。戦術眼と駆け引きが足りないとよく言われるが、すぐに身につくものでも無いんだろうね
(03/31 - 18:14) ブラジルW杯でのギリシャ戦のまえに「ギリシャなんて鈍重なチームは日本人の俊敏性とキレで圧倒できるから簡単に勝てる」とか言ってた人が結構いたのを憶えてる
(03/31 - 17:21) 自らの身体的特徴活かすのも結局試合。後から強豪国追いかける立場なのに日本は試合経験不足。今トップの選手は強豪で部員100人中90人近く公式戦の経験積ませずに切り捨ててきた中から出てるんだろ?下手するとチームメイトより弱い他校の選手と試合して勝ってるかもしれないじゃん。せめてスタメン11人は残りの90人近くを全員試合で打ち負かして頂点上がって来いって仕組みにしないと、試合で技術、フィジカル生かせる選手なんて出てこない。
(03/31 - 14:58) 大柄なドイツ人がバイエルン、ドルトムントやドイツ代表で勤勉で技術の高いサッカーをしてる。日本人は個々の体の強さを高めるべきだが、小さな体では限界ある。育成年代から数cmに拘った技術の高さや動きの質・量を高めたい。
(03/31 - 14:53) 日本人が活躍するスポーツなんてフィジカルコンタクトのないスポーツじゃねぇかよwww
(03/31 - 14:41) スピードと持久力があっても当たり負けしたら意味がない。全てにおいてパワーがない
(03/31 - 13:42) 俺が思う日本の目指すべき理想のサッカーは岡ちゃんの欧州遠征オランダ戦の前半
(03/31 - 13:15) そんなことは分かってる。ただ最近はドイツもよく走る。となるとアドバンテージになるのはアジリティだが、そこには相手と駆け引きできる技術と強さ、判断のスピードが足りない。だからどうするかという話の入口にしかならない糞コラム
(03/31 - 13:09) 走ることは得意