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いよいよ佳境を迎えるJ1の残留争いを、（新潟ファン目線で）昨季のプレミアに当てはめて展望してみた。

かたや晩年中位のニューカッスル（名古屋）、停滞感を払拭すべく呼んだマクラーレン（小倉）がとんだ無能でチームは低迷。
そこで、シーズン途中にそれなりの補強を敢行し、さらに終盤戦に入ると、ついにあれほど引っ張った監督も交代。
新監督ベニテス（ジュロフスキ）は閉塞感を打破し、付け焼刃の戦術ながら、チームのパフォーマンスを改善させる。

対するは下位の常連サンダーランド（新潟）、例年通りの残留争い。
開幕から低空飛行を続け、内容に乏しいサッカーも、中盤戦以降、微妙に復調。
エースのデフォー（ラファエウ・シルバ）の決定力に望みを繋ぐ。

周知のとおり、結局生き残ったのはサンダーランド。
最後は残留争いの経験値の差が出たか。
一方、ニューカッスルの指揮官交代も、結局は遅きに失する結果に。


…とここまで書けば、新潟が残留できそうな気もするが、問題は二点。

まず、昨季のサンダーランドは、冬にハズリ、コネ、キルヒホフなど、地味ながら効果的な補強ができたのに対し、新潟の補強はゼロなこと。

そして、一番の問題は、サンダーランドの監督が経験豊富な残留争いのエキスパート・アラダイスだったのに対し、新潟の監督が無能の吉田達磨なこと。
トップチームの監督として未熟で、いつまでたっても課題を修正せず、現実的な戦い方も選択できず。
さりとてゲームの内容もお粗末そのもの。

残り試合の対戦相手も、名古屋に楽な相手が続くのに対し、新潟は強豪ぞろい。

もう今からでもいいから、監督を解任してくれ。
後任が誰だろうと、ガス抜きやショック療法にはなるし、解放された選手もちょっとはモチベーションが上がるだろう。

返すがえすも直接対決の敗北が悔やまれるが、負けに不思議の負けなしと言ったところか。