■ CLで全勝貫くアトレティコ、だがシメオネはリーグ戦を重視…「ファンとクラブにとってはリーガこそがすべて」
GOAL 11/27(日) 10:56配信

27日のリーガエスパニョーラ第13節、アトレティコ・マドリーは敵地エル・サダールでのオサスナ戦に臨む。

この一戦の前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、前試合PSV戦の勢いのまま、勝利を重ねる意欲を口にしている。

スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「我々は再び勝利を手にしなくてはならない。この前の試合はチームにとって、またこの一戦に臨むことにおいて良いものとなった」

「オサスナは勝ち点に飢えるチームで、また私の尊敬する監督（ホアキン・カパロス）が率いている。彼はこれまで率いてきたチームにそのエネルギーを伝達してきたし、それをスタジアムの雰囲気にも伝染させるはずだよ。我々にはダイレクトプレーを仕掛けるチームが相手となる、インテンシティーの高い試合に臨む準備がある。彼らはリエラの空中戦の強さを生かすはずだ。自分たちが快適と感じられる展開に持ち込むことを試みたい」

今季リーガの成績は6勝3分け3敗と不安定で、チャンピオンズリーグでは打って変わって全勝を貫いているアトレティコ。

しかしながらシメオネ監督は、チームのプライオリティーがリーガにあることを強調している。

「我々はすべての大会に同じような期待を抱いて臨んでいる。コパ・デル・レイはこのクラブの歴史においてとても素晴らしい大会で、一方チャンピオンズリーグは新たな感覚を得られる刺激的な大会だ。しかし、ずっと口にし続けてきたことだが、ファンとクラブにとってはリーガこそがすべてなんだよ」

「リーガは毎週行われる大会で、スポーツ新聞には毎日順位表が記載されている…。ほかの短期的な大会は、リーグ戦とはまったく異なるものだ」

シメオネ監督はまた、キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長が死去したことを受け、「敬意を表するとともに、そのすべての家族にお悔やみを」と語っている。