■ 　　　　　アウバーノ　　　　　　　　　コレイア
　　　　　　　　　　　　ペイロテオ

　　　　　　トラバッソス
　　　　　　　　　　　　　　　　バスケス

　　　　　ベリッシモ　　　　　　　　カナーリオ
　　　　　　　　　　　　バロッサ

　　　　　　　マルケス　　　　　カルドーソ

　　　　　　　　　　　　アゼベード
フォメーション:2-3-5
プリメイラ・リーガ:1940-41, 1942-43, 1946-47, 1947-48, 1948-49, 1950-51, 1951-52, 1952-53, 1953-54
タッサ・デ・ポルトガル:1940-41, 1944-45, 1945-46, 1947-48, 1953-54
今やポルトガル3強の1角として知られるスポルティングCPだが、1940年代から50年代にかけて圧倒的な強さを誇った。
このチームは「Os cinco violinos」と呼ばれた。5人のヴァィオリン弾きという愛称はこの攻撃陣を表すのにぴったりだった。ポストプレイヤーでプリメイラリーガの最多得点記録を持つペイロテオがセンターに立ち、ドリブルで左サイドをかけ上がるアウバーノと足の速さを持ち味としたジェズス・コレイアがウイングのポジションに。
セカンドストライカーには得点能力だけでなくゲームメイクを得意としたマヌエウ・バスケスとトップ下気味のゲームメーカー、トラバッソスが攻撃陣を支えた。上記の成績を見て分かる通りプリメイラ・リーガとタッサ・デ・ポルトガルでは圧倒的な強さを誇った。
そして約20年後にはベンフィカが、ベンフィカの40年後にポルトが黄金期を迎えた。