■ スポーツのライブストリーミングサービス『DAZN（ダゾーン）』を提供するPerform Group(パフォーム・グループ)とソフトバンク株式会社が、『スポナビライブ』で提供するコンテンツを2018年2月9日からDAZNで提供することについて合意したと発表した。

これまで、それぞれDAZNとスポナビライブで様々なスポーツをライブ配信してきた両社だが「提供するコンテンツの拡大や、さらなる質の向上など、価値あるサービスを提供できるプラットフォームを構築する」ために提携に至った。

スポナビライブは2月13日をもって全ての新規申し込み受け付けを終了し、5月31日をもってサービスを終了することになる。

これまでスポナビライブはイングランドのプレミアリーグとスペインのラ・リーガ（リーガ・エスパニョーラ）を全試合配信してきた。

現在、DAZNはプレミアリーグとラ・リーガを毎節最大5試合配信しているが、今回の提携によりライブ配信試合数が増加する可能性がある。この2リーグ以外にも、DAZNはイタリアのセリエAやドイツのブンデスリーガ、フランスのリーグ・アンを配信。今回の提携によって欧州5大リーグの視聴環境が、よりDAZNに集約された形となる。なお、来シーズンからはUEFAチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの中継もすでに決まっている。

2017シーズンよりJリーグの放映権を取得したことで“黒船”として注目を集めるDAZN。日本におけるサッカーの視聴サービスという点においては、「一強状態」を築きつつあると言えそうだ。

なお、スポナビライブはプロ野球やMLB、プロバスケットボールのB.LEAGUE(Bリーグ)なども配信してきた。これらのコンテンツが、今後DAZNで視聴できるようになる可能性もありそうだ。