■ 今まで日本はアジア予選が終わってからＯＡの選定をしていた。本大会の始まる２〜３ヶ月前位にこの選手でいくと。だがこの選び方では同じポジションのＵー２３の選手のモチベーションは下がってしまう。『君は１８名のメンバーに入ってもベンチ確定だよ』と宣告されたようなものだ。だからＵー２３の選手のモチベーションが下がらず、なおかつＯＡにも競争意識を持たせるような選定を考えてみた。
今年は８月にアジア大会がある。このアジア大会の規定はＵー２３＋ＯＡ３人までで登録人数は２０人までとなっている。日本は今まで２歳年下のＵー２１で挑んでいたが、今年はＯＡを入れてみてはどうだろう？まずアジア大会が始まる２ヶ月くらい前にＯＡ候補１１人（各ポジション１人ずつ）でチームを作りＵー２１と対戦する。試合の勝ち負けは問題視せずＵー２１の同じポジションの選手より能力が上だと判断した選手を６人ほどピックアップする。これが第１次選考となる。そしてこの６人をＵー２１と合流させアジア大会にはこの中から３人出場させる。大会が終わっても、この大会のようにＯＡ参加可能の大会や練習試合には積極的にこの６人を入れ替えて参加させるように残り２年間やっていけばＯＡにも競争意識を持たせＵー２１にも『どの選手が入ってくるのかわからないので頑張ればＯＡにポジションを奪われる事は無い』というふうにモチベーションを下げる事もなくなる。勿論ＯＡ候補６人のアピールが代表レベルに達していないと監督が判断した場合は他のＯＡ候補との入れ替えも可とする。