■ 森保ジャパン、パナマ戦ピンチ！？代表が来日ボイコットの動き


　日本代表が来月１２日に予定する国際親善試合（新潟）の相手であるパナマ代表が、国内リーグの騒動で来日をボイコットする動きがあることが２８日、分かった。北海道地震の影響で中止になった今月７日のチリ戦に続き、来年１月のアジア杯に向けた強化試合がなくなる可能性が浮上した。

　初陣となるはずだったチリ戦が中止となった森保ジャパンに、再び予期せぬ問題が発生した。

　「パナマ代表の選手たちが、アジアツアーをボイコットするとパナマ連盟を脅迫」

　米スポーツ専門局「ＦＯＸスポーツ」など複数のメディアが２７日、（日本時間２８日）報じた。選手たちは国際連盟（ＦＩＦＡ）が定める規定の遵守をリーグ、パナマ連盟に要求。解決されなければ「アジアでの親善試合２試合（１２日の日本戦、１６日の韓国戦）に出場することを拒否する」と、強硬姿勢を取っているという。

　発端は国内リーグ戦。プラサ・アマドルは１９日にスポルティングＳＭ戦を戦い、４６時間後の２１日にインデペンディエンテ戦に臨んだ。ともに勝利したが、ＦＩＦＡの「試合間は４８時間以上の間隔を設ける」という規定に抵触。プロ選手会は体調面など選手の権利が守られていないとして、リーグやパナマ連盟に改善を要求。来月１日までに公式な回答を得られない場合は、代表選手を派遣しないと通達したという。

　日本協会は「何の情報も来ておらず、話はできない」と現状では静観の構え。だが、チリ戦に続いてパナマ戦が中止となれば、来年１月のアジア杯（アラブ首長国連邦）への影響が懸念される。

https://www.sanspo.com/soccer/news/20180929/jpn18092905020001-n1.html