■ ジャンルイジ・ドンナルンマとの6年契約、セルヒオ・ラモスとの2年契約、アクラフ・ハキミとの5年契約の締結が目前となっているパリ・サンジェルマンに新たな動き。

ミーノ・ライオラがパリにてマウリシオ・ポチッティーノ本人または関係者と対談し、ポール・ポグバにはマンチェスター・ユナイテッドを退団する意向があり、PSG入りを模索していることを伝えたそう。

ポチェッティーノ側は、ポグバが加入する場合は間違いなく構想の中心に据える考えがあることを伝え、ナセル・アルケライフィとレオナルドは即座にオファー内容をポグバに直接伝達した。オファーの説明時には、PSGがリオネル・メッシと数ヶ月にわたり交渉していることを明らかにして、チャンピオンズリーグ制覇に向けてなりふり構わない姿勢を明確にしている。

その一方、PSGは多額の投資の代償として、至宝キリアン・エムバペの退団を容認する方針とした。レアル・マドリーからどれだけのオファーが来るのかPSGは計りかねているが、1億6000万ユーロを最低売却価格に設定しており、マドリーがそれと同等以上のオファーを提示できるか不透明な情勢だ。

また売却を容認する選手として、アンデル・エレーラ、ラフィーニャ、イドリサ・ゲイェ、レアンドロ・パレデス、アブドゥ・ディアロ、ライヴァン・クルザワ、ティロ・ケーラー、コラン・ダグバ、パブロ・サラビアをリストアップしており、相応のオファーが届いた場合は選手の意思を尊重した上で、退団を認めているという。

サラビアにはラツィオ、セビージャ、レアル・ソシエダが正式にオファーを提出しており、EURO終了後にも何れかのチームへの移籍が成立する可能性がある。ゲイェにはイングランドの数チームからオファーが届いているという。それなりの高額売却が期待できるディアロとケーラーについてはオファーが届いていない。ドイツ代表復帰を狙うケーラーには、ブンデスリーガで再起を果たしたい考えがあるが、具体的な話はないようだ。ディアロに関してもパリでサイドビジネスを展開しており、易々とパリを離れるわけにもいかない様子。