■ プレミアリーグは9日、エリザベス2世女王陛下に敬意を表し、今週末の全試合を中止することを発表した。

8日、英国の女王であるエリザベス2世が死去した。96歳だった。英国王室は「安らかに息を引き取った」と発表している。

英国君主で最長の70年214日という在任期間を誇り、英国のみならず、世界中で愛された1人。突然の訃報に各クラブも追悼していた。

プレミアリーグは一夜明けミーティングを開催。各クラブがエリザベス女王へ敬意を表することで合意したという。

プレミアリーグの最高経営責任者(CEO)であるリチャード・マスターズ氏は声明を発表した。

「我々とクラブは、女王陛下の我が国への長く揺るぎない奉仕に敬意を表したいと思います」

「最も長く君主を務めた女王は、インスピレーションを与え、献身的な生涯の後、素晴らしい遺産を残されました」

「これは国だけでなく、彼女を称賛する世界中の何百万人もの人々にとってとても悲しい瞬間であり、我々は全ての人々とともに彼女の死を悼みます」

今週末は第7節が開催予定。マンチェスター・シティvsトッテナムなどの10試合が10日から12日にかけて開催される予定だった。

なお、チャンピオンシップ、EFLリーグ１、EFLリーグ2の試合も全て中止となることが決定。また、ノンリーグやグラスルーツのサッカーも中止となる。