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◎サンティーテソーロ
これまでの3走でもっとも後傾だったレースでも前後半差1.0秒。流れた展開で結果を出してきた。新馬戦は先行馬にはかなり厳しい展開を耐えて3着に入るなど、タフさには一定の評価を与えられる。スピードの最大値は人気馬に比べると劣るが、上がりが多少かかるような展開なら十分勝負になる。スタートは抜群にうまいので楽に先行できる可能性が高く、枠も1枠1番と理想的。先週のような内有利の馬場が続いているなら、その点でもかなりの恩恵を受けられる。坂への対応も問題なく、調教も抜群にいいので狙いたい馬だ。

◯ミシシッピテソーロ
前走は状態面が微妙で、さらにこの馬には向かないスローからの瞬発力勝負になったのが大敗の原因。新馬戦（前後半35.2-35.9）、ダリア賞（34.3-35.4）と速めの流れでの好走経験を持つ。こちらもトップスピードに優れている訳ではないので、ペースが流れそうなのはプラス。調教も前走と比べると見違えるくらい良くなっている。腹をくくった騎乗を期待する。

▲ハウピア
前走は稍重の馬場ではあったが、前後半3F34.5-35.5のレースを先行して勝利している。新馬戦ではスローとはいえ33秒台の上がりを使えているので、スピードも最低限ある。人気はなさそうだが、好走の可能性は十分ある。

△ムーンプローブ
未勝利戦が前後半34.6‐35.2の前傾0.6秒と優秀。スピードがなく、先行することが絶対条件になるので外枠はマイナスだが、白菊賞ではファンタジーS3着馬に勝利するなど力のあるところは見せている。 ×リバーラ
ファンタジーSは前傾0.5秒と好走条件を満たすが、楽逃げができなかった際には疑問。