■ 　サッカーのウェールズ代表ＦＷのガレス・ベイルが現役引退することを９日、自身のＳＮＳで発表した。ベイルは「慎重に考えた結果、クラブと国際サッカーからの引退を発表します」とコメント。３３歳という若さで１７年のプロキャリアに幕を引く決断を下した。

　ウェールズ・カーディフで生まれたベイルは２００６年に１６歳でイングランド・サウサンプトンでプロデビュー。翌年にはトットナムに移籍し６シーズンプレー。２０１３年からスペイン１部のレアル・マドリードに移籍。ドリブルの速度は３６・９キロで世界最速と言われた。２０２０年に古巣トットナムに期限付き移籍した後、レアルに復帰。今季からは米国のロサンゼルスＦＣでプレーしていた。

　昨年のカタールＷ杯では主将としてウェールズを６４年ぶりの出場に導いた。「（フットボールは）人生で最高の瞬間を与えてくれた」と引退の声明で語っている。