■ 2020年夏にリールからクラブ史上最高額となる7500万ユーロ(約112億円)でナポリに加入したオシムヘン。以降、在籍する3シーズン半にわたって公式戦118試合に出場して67ゴールを記録する活躍を残し、昨シーズンにはルチアーノ・スパレッティ監督の下でクラブにとって33年ぶり3度目のセリエA制覇を成し遂げ、自らもリーグ得点王に輝いた。
この活躍を受け、オシムヘンに対しては今夏の移籍市場でビッグクラブからの関心が届く。マンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、バイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリーに加え、サウジアラビア勢も獲得に動いていたが、ナポリが高額な移籍金を要求することから実現には至らず。同選手は今シーズンもセリエAのクラブでプレーし、ここまで公式戦17試合で8ゴールを記録している。
そして23日、間もなくと予想されていたナポリとオシムヘンの新契約が結ばれたことが発表された。クラブの公式『X』で「ヴィクターとナポリは2026年まで一緒だ」と伝えた。
また、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、今回の新契約には契約解除金が付帯しており、その額は1億3000万ユーロ(約204億円)に上る。
[ 2023年12月24日 - 02:06 ]